CRAZY植物記

変人と植物達が繰り広げる茶番劇!

高山植物と自己中心的な男

友人のSから「お前さぁ、何か好きな植物とかいるの?」と聞かれた。


植物好きとしてマニアックな植物を答えるべきなのか。


いや、もしかするとSは「植物を育てたいんだけどさぁ、オススメの植物は何?」的な意味合いで聞いているのかもしれない。その場合、私の答えでSの人生が変わるかもしれない。


初心者でも育てやすい植物で好きなものといえば、アサガオになるのかなぁ。


いや待てよ、Sの事だから、そう答えると「小学生の自由研究かよwww」と馬鹿にするかもしれない。


その場合、「よくもアサガオを馬鹿にしたな!これはアサガオの分!」と言って、私の右ストレートが炸裂してしまう可能性だって、十分にある。それは良くない。


あまり馴染みが無くて、初心者にもオススメできる植物。悩んだ末に導き出した答えは意外なものだった。


キンポウゲ科の植物が好きかな。」


園芸好きな人から「金子明人さんかよ!」というツッコミが聴こえてきそうな答えである。やっとのことで出した答えだったが、何の解決にもなっていない。


「好きな動物は何?」という質問に「ネコ科!」と答えたようなものだ。ネコ科には、ライオンやトラ、チーターやジャガー、他にも、かんぴょうみたいな名前のウンピョウも含まれている。広い。広すぎる。


というわけで、Sの口からは次の質問が飛び出してきた。


「その中でも何が好き?」


クソッ‼︎「キンポウゲ科」を「キンポウゲカ」という植物と勘違いすれば良いものを。


クレマチスが良いのか。それともクリスマスローズか。どちらも美しい花だが、一般の認知率が少々高すぎる。そうして私はこう答えた。


「デ.....デルフィニウム....かなぁ....。」


Sは「ほ〜ん。まあどうでも良いや。」と言いながら去っていった。


もしやお前、「好きな食べ物は何?」的な感じで聞いてきたのか。Sよ。なんて恐ろしい子なんだ。


そんなこんなで、デルフィニウムという植物はこれである。



Sに「デ.....デルフィニウム....かなぁ....。」とか偉そうに言ったが、実際、私はデルフィニウムを育てたことが無い。というか実物すら見たことがない。


それはやばい。というわけで先日、近所のホームセンターで種を買ってきた。


種まきの適期は9月下旬から10月中旬。少し涼しくなってから種をまく。


早く種を播きたい。しかし今は8月。夏真っ盛りである。


それがどうした!


確かに今年の暑さは異常だ。
だが、お前らにはこの俺がついている。暑ければ室温を下げ、光が欲しければ明かりを点けてやろう。


こうして、私とデルフィニウムは誓いを交わした。



デルフィニウムの種は、想像以上に頼りない姿をしていた。大きさは2ミリ程度。お前小さいなぁ。ハムスターのう◯こより小さいじゃないか。


袋を開けたからには、もう後戻りはできない。早速、種まきの準備に取り掛かる。


今回は鹿沼土を主体とした用土で挑む。



少し粒が大きいが、何とかなると祈りたい。


育苗ポットに用土を少なめに詰め込み、その上に種を播いていく。



種が小さいので慎重に。


手が震える。もちろんアル中ではない。緊張によるものだ。


そして目から出血しそうになりながらも、全ての種を播き終えた。たったの16個。だが侮ることなかれ。花が咲くと圧巻の光景が広がることになるだろう。


あとは上から土を被せて水を遣る。嫌光性ということなので、厚めに覆土した。



以上で、種まき完了。


あとは、涼しくなるまで室内で管理する。過保護だと思われるかもしれないが、今回は私が早く育てたいという、自己中心的な考えで真夏に種を播いた。


これは、彼らへの最低限の配慮である。


暑い夏も、植物達と一緒なら楽しく過ごせる。毎日のように汗を垂らしながら植物の世話をする。


私が言いたいことはただ一つ。








さあ!今すぐ君もデルフィニウムを育てよう!





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